「今年は読書だ!」と勢い勇んで書店へ行ったのだけど、本の自己主張にやられて何も買えなかったという話
photo credit: NCM3 via photopin cc
今年は毎週本を読むことをテーマにしているので、リサーチがてら久々に書店へ行ったのだけど、結局何も買わずに帰ってきた。
理由は、最近の本は注目を集めようと少し奇抜なタイトルを使うのが多いのだけど、それがどの本も似通っているし、本のカバー下についている広告が「●●氏も絶賛、驚異のスピードで増版!」的な内容が目立ちすぎて、どの本がすごいのかパッと見、区別しにくく疲れてしまったから。
今はネットで本が買える時代だから、「書評を読んでから行けばいい」と言われてしまうとそれまでなのだけど、あても無く書店に行ってフラフラと眺めるのが結構好きだったので・・・。感じたことは各書籍に対する「書評」や「実際の売行き」を書店目線で書いてくれていたらといいなということ。売れているものだけでいいのだけどね。出版社との営業上関係もあるでしょうからどこまで出来るのかわかりませんが。
特に気になったのは、以下の通り。(内容については批判するものではありません。あくまでもネーミングが気になっただけです。)
■もしドラ系・・・もしドラがヒットしたし気持ちはわかります。もし桜庭が営業出来るようになるなら読もうか。
■ストーリー系・・・ストーリーとしてインプットしたり相手へ説明できるようになることは、自分の中でその物事や事象への理解が一本の線でつながっているとうことですから、とても大事です。大事なことはわかります。
■教室・授業系・・ハーバード、スタンフォード、エリート・・・。そりゃ憧れますよ。その響きには。
■1年目の教科書系・・・本家は岩瀬さんの本でそこからの派生系でしょうか。就職活動もあるし、内定組からもニーズはありそうですね。
■数字の解釈がぱっと見難しい系・・・マーケティング本に多いですね。確かに数値データがあるとイメージはわき易いのかもしれません。ちなみにヤクルトは世界で一日3000万本飲まれているんですって。比較感がないとわかりませんね。
以上が差別化の難しい書籍群でした。
唯一気になった本はこちら。
何が書かれているのか?
結局、中を開くことはありませんでしたが・・・。