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守破離の思想

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 photo credit: paazio via photopin cc

 

守破離(しゅはり)という言葉がある。

これは日本の武道や茶道等においての師弟関係のあり方の一つなのだけれど、くわえて言うならば物事を習得する段階を表している言葉でもあるだろう。(以下、日本刀精神と抜刀道を参照)

 

守破離」の「守」とは、武道を学ぶにあたって、師や各流派独自の教えや形、技などを忠実に守り、それからはずれることのないよう精進して、その教えを堅く守って身につけることである。

 

「破」とは、今まで学んで身につけた教えや形、技が確実に身につき、修行がさらに進んでいけば、自然と他流の師の教えも心がけ、他流のよい技を取り入れていく。そして自己の守ってきた形の技を破って、心と技を発展させていくのである。

 

「離」とは、破の状態よりさらに修行していくうちに「守」にとらわれず、また「破」も意識せず、おのずから一つの形、流派を離れて新機軸を開いて、独自の新しいものを生み出して、修行していくことである。

 

この「守破離」の精神は単に武道ばかりでなく、人間の生き方すべてにとって大事なことである。

 

この順番がとても大事で、私自身への自戒を込めて言うならば、いきなり「離」の道を目指すのではなく、まずはしっかり「守」を固めること。つまりは基礎固めがとても重要だ。

 

仕事にしても勉強にしてもしっかり基礎が出来ている人は強い。 応用が効くし、良い発想も生まれやすいのではないだろうか。地道な作業を続けていくことは、精神的にもつらく感じてしまうこともあるのだけれど、ここは避けて通らず、四の五の言わずやり続けるしかないだろう。

 

さて、もうすぐ試験だ。守破離の思想を意識して過去問を手に入れて最短距離で単位を取るテスト対策だけの勉強に終わらせずに、出来るだけしっかりと理解し、自分の血となり肉となるような勉強をしなければと思う。

 

日本刀精神と抜刀道―「斬る!」戦慄の真剣刀法