読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

仕事の報酬は仕事でいいと思っている。

f:id:GOLOG:20140121233139j:plain

photo credit: StockMonkeys.com via photopin cc

 

社畜」という言葉をよく見かける昨今、こんなことを言うと古いと思われてしまいそうだけれど、私はタイトルの通り「仕事の報酬は仕事でいい」と思っている。もちろん、これは個人的な意見なので他の方の意見を批判をするものではありません。

 
そういえば「社畜」という言葉についてイメージは持っていたけど、きちんと理解していなかったのでwikiで調べてみた。以下の通り、

主に日本で、勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化したサラリーマンの状態を揶揄したものである。

 

これに照らしあわせてみても、決して私は社畜ではないと思う。

 

なぜなら、まず大前提として私は仕事が好きで、会社が好きだ。

上の定義でいう奴隷はきっと王様に仕えているその環境が好きだと思っていないはずだ。そういえば私は入社して10数年経つのだけど正式な休暇以外で、風邪などの類で会社を休んだことが一度もないことに気づいた。ものすごく恵まれた会社に勤めているからではないのかと感じるかもしれないが、そうではない。入社して5年位経った頃には私の同期も半数は退職してしまったように離職率はそれなりに高いし、仕事も決して楽ではない。

 


また、私は会社にとても感謝している。
会社は人の集合体だ。人が集まり組織となり、組織が集まって会社という形をつくっている。そして、その社風や雰囲気、文化、規律をつくっているのは社員一人ひとりだ。だから、会社に感謝するというよりも、かかわってきた上司や同僚、後輩等、会社の人々に感謝しているといった方が正しいかもしれない。

 

仕事をする上で知識、経験、能力やマナーなど全く備わっていなかった私を一から育ててくれたのもこの会社であるし、お世話になった人々のおかげだ。中には相性の悪かった人もいるが、そんなのは個人的な問題で会社全体を責めるものではない。そのような環境で、様々な業務経験を積んでスキルアップ出来たのもやはり会社のおかげなのだ。この会社に入社しなければ私の今の成長はなかった。もちろん違う会社に入っていればまた違う自分が出来上がったのだろうけれども。

 

この「愛社精神」のようなものが、会社にマインドコントロールされてしまっているのではないかと思われるかもしれないが、それもない。

 

私は入社以来ずっと、いつ会社を辞めてもいいと思っている。
社畜の定義に「自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化したサラリーマン」とあったけれど、私は会社と自分の立ち位置はいつも同じ高さでいたいと思っていて、必要に応じて自己主張もするし、決して自分の意思を放棄するつもりはない。

 

上司と部下を上下関係と言うけれど、マネジメントという管理する役割を任されている上司と、上司の下で与えられた業務を遂行する役割を与えられた部下は求められている役割が違うだけで人間的な上下関係をあらわすものではない。もちろん人生の先輩として敬意を表するけれど、あまりに理不尽なことがあれば物申すスタンスだ。

 

理不尽な理由で「お前、クビだ!」と言われたとしたら、謝り倒して会社にすがることは絶対にしないし、その会社を見限るだけで、受けた発言や行為に対してきちんと対処した上で、正々堂々と辞めるだろう。

 

世の中ブラック企業というワードが賑わっていて、私は詳しい実態を理解していないのだけれど、とても理不尽で社員をまさに家畜のような存在として扱っている企業なのだと思う。そんな企業は絶対に永続しない。なぜなら先にも述べたが会社は人の集合体なのだから職業選択の自由があるこのご時勢に絶対王政的な組織が長続きするはずがない。

 

ただ私はここまでのところ明確にやめる理由がなく、一つの会社で働いてきた。それはそのような理不尽なことが無かったし、この会社のお陰で成長できていることを実感できているからだ。 話が少し横道へそれたけれど「仕事の報酬は仕事でいい」と思っている理由はまさにこの部分で、これまでのサラリーマン人生においては、会社は自分を成長させてくれる貴重な場所だったからだ。


会社には様々な業務があって好奇心の強い(裏を返せば飽きっぽい)私は多くの業務を経験して自分を成長させたいという欲求がとても強くて、それは出世欲や金銭欲よりもずっと強い。だから仕事で成果を残したとして会社から見返りを貰えるのであれば、報酬や昇進よりも「やりたい仕事をやらせてもらう。」「行きたい部署へ異動させてもらう」ことの方がプライオリティが高くて、実際にそうさせて頂いてきた。

 

しかし年齢の経過によって私自身のステージが変わりつつあって、30代半ばにもなると新しく未経験の業務を覚えさせるよりは、今の業務を深めていくか、今の業務の延長線上でマネジメントの役割へ移行していくのが自然の流れだろう。いつまでも新しいことをやらせてもらえる環境ではなくなってきつつあって、これは至極当たり前のことだと思う。ただ私自身の心境としては、マネジメントはいつでも出来ると思っているし、報酬としてボーナスが少し増える位だったらやりたい仕事をやらせてほしいのだ。

 

そういうステージに来たからこそ、私はターゲットを2年後に定めた。しがみつくつもりは無い。一人立ちして新しいことにチャレンジし、それを自分の成長につなげるためだ。もし、それが揺らぐとしたら仕事の報酬として、とてつも無いチャレンジングな仕事を任された時だろうと思っている。

 

どうなるかは現時点ではわからないが、今はただ自分の仕事に全力で取り組み自分を磨くことに精進するだけだ。