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【就活生向け】自己理解のためのジョハリの窓

読みました。

就活生が聞きたい。「やりたいことはなんですか?」の ”やりたいこと” ってなんですか? - Taroの(就活)日記               

 

その前のベンチャーor大企業の記事も拝見しましたが、すごく純粋な気持ちが表れていて、そうだよねと共感。それから批判的なコメントも含め、自分への意見に対して謙虚に受け止めている姿勢とか素晴らしいと思います。

 

「やりたいこと」についてTaroさん自身は、

どうやったら人生を楽しめるか。

  • 自分の遺伝子を残したい(家族を持ちたい、そして子供に十分な教育をしたい)
  • 社会から必要とされたい(たくさんの人から感謝されたい)
  • 楽しいことをたくさんしたい(世界のいろんなところに行ってみたりしたい)

と書かれていましたけど、根源的なところはこれでいいのではないでしょうか。

すごく優秀で人生設計ができていて、やりたいことが明確になっている方はいるかもしれませんが、就活生の時点でピンポイントでやりたいこと具体化するなんてなかなか難しい。会社に入ってからだって、未知の世界へ遭遇して視野が広がれば、具体的にやりたいことは変化していくものですから。

 

ビジネススクール INSEADのDr. Jagdish Parikhの 引用ですが、志を考える視点として下の3つの輪があって、その重なる部分が最も充実できることとしています。つまり自分は①何が出来て(able to)、②何をしなければならなくて(have to)、③何をしていることが好きなのか(like to)の3つの要素を満たすことです。

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Taroさんのやりたいことに当てはめたら、もう二つは導き出されていますよね。

have to=社会から必要とされたい(たくさんの人から感謝されたい)

like to=楽しいことをたくさんしたい(世界のいろんなところに行ってみたりしたい)

 

でも残ったable toは、就活生の時点では多くの方はまだまだ発展途上のはずです。だから明確に三つが重なる部分は小さかったり見えにくいかもしれません。社会経験を積んでいく過程で自分の能力が上がっていきable toの領域が広がることによって、より志の詳細が具体化していくものだと思うのです。さらに言うならable toがどんどん大きくなっていけば、やりたかったけど諦めていたことが出来るようになったり、社会的使命感を感じて行動に移す人が出てくるのだと思います。

 

でも「私はまだable to領域が狭いです」では就職試験は通らないから、企業向けの自己PRを考えるのです。これは当然の流れ。そのために自分はどんなことが出来るのかを過去のエピソードから深堀していく訳で、だから自己分析をするのです。

 

さらに自己理解を深める際に参考になるのは、ジョハリの窓でしょうか。心理学のモデルでリーダーシップ研修における自己分析に使われますが、就職活動にも有用でしょう。下の図のように自分には4つの窓があります。

 f:id:GOLOG:20140216001204p:plain

それぞれの意味は下記の通りで、

・「開いた窓」 自分も他者も知っている自分

・「見えない窓」 自分は気がついていないが、他者は知っている自分

・「隠した窓」 自分は知っているが、他者は気づいていない自分

・「未知の窓」 誰からもまだ知られていない自分

 

ここで大事なことは、自分が認識していない自分を知ること。そのためには「自分は気がついていないが、他者は知っている自分=見えない窓」部分を知ることです。今も言うのかな?「他己分析」ですね。客観的な自分を知ることで、自分だけでは気づかなかった深い自己分析が出来るようになります。

 

私も就職活動の時は、仲間数人で暇を見つけては居酒屋で「お前はここがすごい。」「お前はここがダメ。」とよく言い合ったのを思い出します。自分も認識している「開いた窓」のことも多いけれど、中には 「見えない窓」の部分もあって自分についての新しい発見がありましたし、自分では忘れていたエピソードを友人達は覚えていてくれてたりするもので実際の面接にも役立ったのを覚えています。

 

就活生の皆さんは、今まさに大変な時期ですよね。頑張ってください。