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石切り職人と学生(とサラリーマン)

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photo credit: betta design via photopin cc

二人の学生

その昔、ある旅人が図書館を通りかかりました。
そこにはテストを控えて勉強している学生がたくさんいました。

 

興味を持った旅人が学生に問いました。
「あなたは、何をしているのですか。」

 

ある学生が言いました。
「忌々しいテストに向けて、あわてて過去問を暗記しているところさ。」


だいぶ年月が経ち、同じ図書館を通りかかった旅人は、再び勉強している人に同じことを問いました。
「あなたは、何をしているのですか。」

 

今ではとても学生には見えないサラリーマン風の男が、活き活きとした声でこう答えました。
「ええ、今私は将来へ向けて知識を沢山つけているところです!」

 

 

本家はこちら、『ヤン・カールソン「真実の瞬間」』より引用。

二人の石切り職人

 

旅人がある町を通りかかりました。
その町では新しい教会が建設されているところであり、建設現場では二人の石切り職人が働いていました。

 

興味を持った旅人は一人の石切り職人に聞きました。
「あなたは、何をしているのですか。」

 

その問いに対して石切り職人は、不愉快そうな表情を浮かべぶっきらぼうに答えました。
「この忌々しい石を切っているところさ。」

 

そこで旅人は、もう一人の石切り職人に同じことを聞きました。

するとその石切り職人は、表情を輝かせ、活き活きとした声でこう答えたのです。
「ええ、今、私は多くの人々の心の安らぎの場となる素晴らしい教会をつくっているのです。」
 

 

「何のために勉強するか?」「何のために働くか?」

これらの問いに対しては人それぞれ考え方が違うし、何が正しいというものもなく、議論の余地は乏しい。

 

ただ実際に「勉強する」「働く」という具体的なアクションをおこす上では、どんな「物事」も個々人の捉え方や視点によって大きく変化するという認識は大事だ。捉え方一つでパフォーマンス、疲労感、吸収力が変わっていき、それが積み重なっていくと自己成長に差が出てくる。そして、これは自分次第であり、決して人に言われたからといって変えられるものでもないだろう。例え、嫌なことであったとしても見方や視点を変える工夫をしてみると良いかもしれない。意図的に視点を変えることは重要だ。 

 

30歳過ぎてから大学院に通っているが今、勉強は本気で超楽しい。学生時代にやっておけばよかったと思うけどそれはもう過ぎた話。だから意図的に視点を変える前に、自発的に取組むことが一番なのでしょうけれど。