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古き良きもの、新しき良きもの

銭湯行動学 を書いたら、翌日に偶然yahooニュースで銭湯に関する記事がでていた。

日本の銭湯に魅せられる外国人観光客 文化の違いからトラブルも (産経新聞) - Yahoo!ニュース

その記事の中に、

「ドイツでは水着を着て公衆浴場に入ることが多いので、プールで泳いでいるような気分。だから、裸になって体をきれいに洗い流し、湯船に入る日本の銭湯はすばらしく、リラックスできる」とあった。

確かに私がイギリスに行った時も、家庭にはバスタブはあったものの、中にお湯をためて入ることはほとんど無かった。またスポーツクラブにはサウナとジャグジーがあったが、水着着用であったしジャグジーもお風呂というよりは温水プールのようであった。

 

 

イギリスで思い出したが、歴史あるイギリスでは宮殿や遺跡、城など歴史を感じさせる建築物などがいたるところにあった。また シェークスピア、フットボール、ティータイム、パブなどイギリス文化は誰からも愛されていた。どこの国にも伝統的な文化があるし、古き良きものがある。グローバル化が進み世界中から新しき良きものが入ってくる時代であり、もちろん良きものはそれとして受け入れるのだが、イギリス国民は決して染まりすぎずに、自分達の歴史や文化を守っている。そんな印象を受けた。

 

では日本はどうか?

「銭湯」や「温泉」は歴史ある文化の一つだが、他にも山ほどあるだろう。

城、神社、寺、茅葺き屋根などの建築物、歌舞伎、能などの伝統芸能、相撲、和服、芸者、演歌など素晴らしい文化がこの国にはある。

 

外国の方に来ていただいて日本の文化に触れていただくのは大変うれしいことだ。文化を維持していくにもコストがかかることだから、人口減少社会において国外のニーズを喚起することは重要だ。

 

ただその「日本の文化」、私達日本人にきちんと受け継がれているであろうか?

日本人自身がどれ位「日本の文化」を知っているのだろうか?

相撲は外国人力士が台頭し人気に陰りが出ているような気がするし、歌舞伎や能などの伝統芸能の人気はどうなのだろう?演歌は北島三郎さんが若手を育成し活躍の場を譲るために、年末の紅白は今年で引退という噂も出ている。と言う私も、歌舞伎や能について説明を求められるときちんと説明できる自信がない。

 

今の時代には受け入れられないと言ってしまってはそれまでだが、もっと私達日本人が、日本の文化に目を向け、関心を持たなければいけないと感じた。