BIG10億円は負ける可能性が高いギャンブルにおいて、まだまともでは?


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土曜日までですね。BIG10億円のチャンス。

 

ファイナンス的には期待値がマイナスになるギャンブルを行うことは合理的な行動とは言えないのですが、今回のBIGは宝くじの中でも割とやってもいいのではと個人的に思っています。

 

 

これとは別に今日から販売が始まった恒例の年末ジャンボ宝くじでは、一等の当選確率は理論値として約1000万分の1と言われています。そして宝くじ全体の払い戻しは売上全体の半分以下にするように決められています。つまり300円分を勝ったとしたら、そのうちの半分の150円位までしか払い戻しが期待できないという計算です。つまり理論上は確実に負ける戦いです。宝くじを全部買い占めたとしても半分しか返ってきません。

 

では今回のBIG10億円はどうか?

1等の当選確率は約480万の1と年末ジャンボの2倍以上。ここがまず違いますね。

そして10億円くじは23:56現在、売上は76億円、キャリーオーバーは71.4億と1等の配当総額は100億円を超える規模になっています。キャリーオーバーが大きい分、1等の期待値が高まっていますよね。これまでの売上口数が25,391,676口なので、4口位1等が出ても確率上おかしくありません。

 

そこで 年末ジャンボと同じく300円投資した場合の期待値を求めると、1等だけ考えたとしても10億円/480万≒208円となりますので、今回のBIG10億円は明らかに年末ジャンボ宝くじよりは期待値が高いと言えます(※)。きちんと計算していませんが、2等以下を含めれば220~250円近くの期待値になるくじかもしれませんね。

 

そういう意味では負ける可能性が高いギャンブルということには変わりませんが、今回のBIGは他の宝くじとの比較感では、まだまともな分類だと思います。

 

1枚も買わなければ可能性はゼロのままです。いよいよ土曜日まで! 

 (※個人的な計算のため、間違っている可能性もございますのでご了承ください。)

 

 

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